トップメッセージ
構造改革と効率化経営の成果とともに さらなる企業価値の向上をはかり、成長路線を歩みます。
代表取締役会長(CEO)
武田 一平 (左)
代表取締役社長(COO)
荒木 幸彦 (右)
構造改革を進め、重点4分野の生産・販売体制を拡充
 当社グループはここ数年、「選択と集中」という経営戦略のもと、生産拠点・事業所の統廃合や事業の再編を進める一方で、将来への成長基盤を整える前向きな投資を行い、全社をあげた構造改革を推進してまいりました。とりわけ当社グループのコアビジネスである「アルミ電解コンデンサ」「タンタル電解コンデンサ」「回路製品」「電力・機器用コンデンサ」の重点4分野の強化を目指して、生産・販売体制の拡充に取り組んでまいりました。
 海外においては、拡大するアジア市場の需要に応えるため、尼吉康電子(天津)有限公司がタンタル電解コンデンサの生産を開始(2004年10月)。これにより当社グループのタンタルコンデンサ事業は国内外合わせて、世界トップクラスの規模になるとともに、尼吉康電子(無錫)有限公司で生産しているアルミ電解コンデンサ、回路製品を加えて、重点製品の中国での生産体制が整いました。
 一方、国内におきましては、アルミ電解コンデンサ用電極箔の生産能力を大幅に増強するとともに、差別化商品の積極的開発を進め、技術力とコスト力の一層の強化をはかりました。

"強いものをより強く"し、成長市場を深耕する
 今後も当社は重点4分野における新製品開発と拡販を加速し、増収増益体制を確かなものとしてまいります。そのための施策として、当社グループが他社より技術的に優れ、市場や顧客から評価の高い分野を、より強くすることに経営資源を集中投下していく方針です。
 また重点市場としては、さらなる成長が期待される「デジタル家電機器」をはじめ、「自動車・車両関連機器」「インバータ機器」「情報通信関連機器」の各市場に照準を当てています。なかでも期待のかかるのが、すでにハイブリッドカー向け製品で実績のある自動車市場です。エレクトロニクス化の進展にともなって、自動車1台当たりに搭載される電子部品の点数は急激に増加しています。これは当社グループにとって大きなチャンスです。同時に、自動車向け製品の需要が伸びている欧米市場を深耕し、中国を中心とするアジア市場にも注力していく考えです。

企業の社会的責任を果たすために
 CSR(企業の社会的責任)への取り組みは重要な経営課題の一つとして認識されるようになってきました。当社グループでは、CSR室を設けて、コンプライアンス(法令遵守)、コーポレートガバナンス、リスクマネジメントそして環境保全活動や社会貢献などを総合的に統括する体制を構築しています。環境パフォーマンスの継続的改善にもいっそう努力し、各種法規制の遵守に基づく製品開発を進めているほか、環境に配慮した製品の充実に今後とも注力いたします。
 新たな飛躍のための一歩を踏み出した当社グループは、これまで以上に品質面で付加価値の高い製品を開発するとともに、お客様にご満足いただける製品・サービスの提供に努めます。そして企業価値の向上を目指して、すべての分野で継続的な改善を進め、ベストを尽くし、成長路線を確実なものとするよう邁進していく所存です。

 株主の皆さまにおかれましては、引き続き当社グループへのご理解とご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。

代表取締役会長(CEO) 武田 一平 代表取締役社長(COO) 荒木 幸彦


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