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アルミ電解コンデンサは、図1に示す基本原理で成り立っている。陽極箔はエッチングにより表面積を拡大した上で耐電圧に応じた誘電体皮膜を形成。セパレータに含浸した駆動用電解液(以下、電解液と略す)によるイオン伝導によって、誘電体皮膜に蓄えた電荷を陰極箔に導く。
この原理から明らかな様に、アルミ電解コンデンサの電気性能を司るコンデンサ素子開発ポイントは (1) 電極箔エッチング技術開発 (2) 誘電体皮膜開発 (3) セパレータ開発 (4) 電解液開発の4つに大別される。
電極箔エッチング技術は、静電容量を大きくするために箔表面積の高倍率化を目指し、セパレータ開発は、電極箔の収容面積を高めるために極力薄い厚みで低密度、高耐電圧を目指している。どちらもアルミ電解コンデンサの小形・大容量化に直結する技術であることから、様々な分野のアルミ電解コンデンサに共通の開発ポイントである。ここでは、近年、当社が自動車用途として材料開発のポイントと考えている誘電体皮膜開発及び電解液開発について説明する。
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