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| 瞬時電圧低下補償装置 |
情報化社会の進展により、コンピュータやコンピュータによって制御される機器の利用が急増している。そのため、停電はもちろんのこと、停電しないまでも一時的に電圧が低下する瞬時電圧低下(以下、瞬低と称す)が発生した場合、影響を受ける機器の種類とその範囲は増大する傾向にある。
瞬低とは,文字どおり「瞬時的に電圧が低下する」現象であり、その主な原因は落雷・風雪等により送電線事故が発生した際に、その事故を回避するための系統切り換えに要する極めて短時間(0.07秒〜2秒)だけ電圧が低下することに起因する。(電圧ディップ:voltage dips、米国では「Sag」と表される)
系統切り換え時間をゼロにすることができないため、電力流通設備側の対策では完全に瞬低を防止することは困難である。したがって、電力品質的に瞬低を許容できない場合には、電力会社からの雷情報を活用して操業形態を変更するソフト面での対策や、無停電電源装置などハード面での対策など個々のニーズにあった対策が必要となる。
ハード面での対策である瞬低対策装置には、蓄電部に鉛蓄電池やリチウム電池などの二次電池を用いた無停電電源装置(以下、UPSと呼ぶ)が主流となっている。UPSの補償時間は数分〜数十分と短時間停電も補償範囲としているが、瞬低のみを補償対象として補償時間を短時間とすることで、設置コストおよびスペースを低減した瞬時電圧低下補償装置の需要が増えつつある。
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