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Job & People ニチコンで活躍する先輩社員からのメッセージ
開発
寺石 尚央
長野工場
2006年入社
工学部 応用化学科
柔軟なアイデアと迅速な対応で、エコ分野の開発に注力
 京都の中心部である烏丸御池の交差点にある壮大なガラス張りのビル――私は京都出身のため目にする機会も多かったのですが、就職活動をするまでそれがニチコンの本社ビルであることを知りませんでした。企業名とビルが合致したとき、急に親しみがわいてきたのを覚えています。大学では応用化学を専攻し、電気化学研究室で電気二重層コンデンサの研究をしていたので、引き続き研究開発に携わっていきたいと思い、ニチコンに入社。入社前は仕事に対して不安や心配もありましたが、先輩に恵まれ、職場の雰囲気にもなじめ、自然に溶け込むことができました。
私の仕事、その魅力・やりがい
  電気二重層コンデンサの材料である電極の開発を主に担当しています。電極とは電気を貯める場所のこと。電極の表面積を大きくすれば、たくさんの電気が貯蔵できます。また、電極の内部構造をうまく制御してやれば、イオンの通りもよく、電気抵抗の低いコンデンサができます。このように電極の特性はコンデンサの特性に大きな影響を与えるので、用途に応じた開発が求められます。電極の開発に必要な技術を要因分析し、試行錯誤しながら開発を行っていくのが現在の私の仕事。この開発こそが新たな製品を生み出す原動力になると考えています。
 とはいえ開発の仕事は、思うような結果が得られずに行きづまり、“はがゆさ”を感じることも少なくありません。仕事を成し遂げるには、そんな壁を乗り越えなければなりません。小さな壁は乗り越えることはできましたが、大きな壁はまだまだ私の前に立ちはだかっています。その壁を乗り越えたとき「一まわりも二まわりも成長した自分がいるはず」と信じ、仕事に取り組んでいます。
一番印象に残っている出来事
 毎年、幕張メッセで最先端IT・エレクトロニクス総合展 「CEATEC JAPAN 」が開催されます。最新のデバイス・部品が一斉に出展され、「デジタル技術の核」とでもいうべき展示会です。そこでは同業他社の動向調査や、自社製品・技術のアピールも行われます。そんな展示会で初めてブース説明員を経験したことは、お客様の質問への受け答えを通じて、電気二重層コンデンサに興味・関心を持っていただいたり、具体的な要望をうかがったりすることができ、非常に有意義な機会となりました。一日だけの説明員でしたが、お客様の生の声を聞き、その日一日で、日々の仕事の何倍も成長できたように感じました。
私の新入社員時代
 電気二重層コンデンサについては大学時代に学んでいたため、ある程度、知識もありました。しかし、大学では電極そのものの開発に終始していました。ニチコンでは、電極はあくまでも製品材料の一部。最終的にめざすのは“製品”です。知識はあっても、実際にどのように作られるかは未知だったため、素材から製品になるまでの工程を見たときは、感動を覚えました。
皆さんへのメッセージ
 電子部品業界は今後、ますます発展が期待される分野です。エレクトロニクス産業全体が“エコロジー”をめざして進んでいるなか、電池にかわる製品やアシスト用途としての電気二重層コンデンサが注目され始め、メモリバックアップや瞬低装置、エネルギー回生などさまざまな機器に使われ始めています。しかし、電気二重層コンデンサはまだまだ発展途上の技術であるがゆえに開発には、スピード、柔軟なアイデアが要求されます。
 ニチコンは「“人”こそが最大の経営資源である」と考える会社です。さまざまなものに興味を持ち、多くの希望をもった学生の皆さん、ニチコンで自身の能力を発揮してみませんか?
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